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佐陀神能

​佐太神社は今から1300年前に完成した『出雲風土記』にも登場し、佐太御子社と記されています。本殿は三殿並立という珍しい大社造で、国の重要文化財に指定されており、神在月には全国から集まった八百万の神々が訪れる格式の高い古社です。佐陀神能とは、佐太神社の祭礼の中でも重儀とされる「御座替祭」(ござがえまつり)に合わせて執り行われる「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事の舞を総称したものです。この形式での神事舞は古くから行われていたことから、「出雲流神楽の源流」と呼ばれ、各地に伝わる里神楽に少なからず影響を与えたといわれています。
芸能史的に高い価値を持つものとして、2011年11月27日にユネスコ無形文化遺産に登録決定されました。

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